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学生が主体となり気候変動への理解と行動喚起を目的とする音楽イベント「CLIMATE LIVE JAPAN」が2021年4月24日(土)に開催!

学生が主体となり気候変動への理解と行動喚起を目的とする音楽イベント「Climate Live Japan」が2021年4月24日(土)に開催!

Climate Live Japan実行委員会は、世界40カ国で開催される、気候変動への理解と行動喚起を目的とする音楽ライブイベント「Climate Live」を日本において2021年4 月24日(土)に開催することが決定しました。

日本のアーティストではKOM_I、Little Glee Monster、小林武史、亀田誠治などが賛同しており海外では環境活動家のグレタ・トゥーンベリ、若手社会派シンガーのデクラン・マッケンナ、英国バンド、グラス・アニマルズなど、各国からアーティストやアクティビストといった賛同者からのコメントが到着しており、その注目度は高いことがわかります。

「CLIMATE LIVE」とは?

「Climate Live」は、イギリスの高校生が気候変動問題による度重なる自然災害から 「自分の子どもたちに今ある美しい地球を残せないのではないか。」という危機感を覚えたことをきっかけに、より多くの若者に対して、気候変動に対する理解の促進と行動喚起を啓発することを目的として、2021年4月24日(土)と10月16日(土)の2回にわたり※1、世界各国で学生を中心とした若者発の音楽ライブイベントを開催します。※2

開催が4月と10月の二度にわたる理由として、4月が2021年秋の COP26 に向けての世論の喚起とそれを受けてCO2排出の削減目標を見直すタイミングとして重要でありながらも、新型コロナウイルスの影響により、4月に有観客による開催が難しいと判断される国などを考慮し、次のタイミングとして、世界の注目をCOP26に集めるために直前の10月を設定しています。※3

但し、配信による開催形式なども含め、4月と10月の両方にすべての国が参加します。

現在、イギリス、オーストラリア、アメリカなど、参加を決定しているのは40カ国です。(11月20日現在)
11/20(金)18:00以降にイギリスやアメリカをはじめとした、世界各国の Climate Live の情報が順次発表され、海外賛同者(アーティスト)のコメント映像が公開される予定です。

日本では、発起人から、気候危機を解決するために動く若者のムーブメント Fridays For Future Japan を通じて声がかかり、その趣旨に賛同したメンバー、さらには他の学生環境団体のメンバーが加わり実行委員会が立ち上がりました。

CLIMATE LIVE JAPAN 主催者・賛同者コメント映像

日本からも学生が中心に活動

Climate Live Japanでは「ウチらの声で世界は変えられる」というスローガンのもと、気候変動に対して活動をしていた高校生・大学生、さらにその熱意に共感した音楽ライブ制作や野外フェスのプロフェッショナル、市民活動やNGOの専門家らがアドバイザーとして協力し、企画制作をスタートしています。

また、これからの日本を支える若い世代の思いに共感し、気象学者の江守正多、末吉里花(一般社団法人エシカル協会代表理事)をはじめ、音楽プロデューサーの小林武史、亀田誠治やアーティスト水曜日のカンパネラ
の KOM_I、Little Glee Monster、など多数の専門家や著名人が賛同しています。

海外では、環境活動家のグレタ・トゥーンベリ、若手社会派シンガーのデクラン・マッケンナ、英国バンド、グラス・アニマルズなども賛同しており、これら各国の「Climate Live」賛同者のアーティストやアクティビストが出演するビデオメッセージも ClimateLive Japan のウェブサイトで公開されました。

※1:一部の開催国は2021年10月に開催する予定です。
※2:新型コロナウイルスの影響を考慮し、野外音楽フェスではなく、配信型のフェスを選択、または切り替えを行う国もあります。
※3:4月と10月の開催規模、開催方法(配信またはオフライン)については、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、各国が独自に判断・決定
します。

CLIMATE LIVE JAPAN 開催概要

名称

Climate Live Japan(クライメイト ライブ ジャパン)

日時

2021年4月24 日(土)※時間未定

開催場所

未定※都内近郊会場での開催、または配信による開催を想定
内容:気候変動の解決に向け、40か国の若者が中心となり、世界中で開催する音楽フェス

出演者

未定(各コメント等は以下を参照)

主催

Climate Live Japan 実行委員会

企画制作

Climate Live Japan 実行委員会

アドバイザー

iPledge / THE FOREST / divercitizen / レーベン企画 /350.org JAPAN

運営

ディスクガレージ

公式サイト

https://www.climatelivejapan.com/

公式SNS

Facebook:Climate Live Japan
Twitter:@climate_japan
Instagram:climatelivejapan
YouTube:Climate Live Japan

賛同者コメント/テキスト

KOM_I(歌手・アーティスト)

CO2 の排出量を減らさなきゃ、気候変動を減速させなきゃ、ということは、私たちが物心ついたころからずっと言われてきました。だからこそ怖いことに、本当は今すぐ全員で取り組まなければならない問題でも、赤いランプが常時光っていることに私たちは慣れてしまっています。だから、自分たちにその緊急性を再認識させ続ける行動に意味があると思います。
グローバル社会に生きる私たちは、世界中のたくさんの現象と相互に影響を与え合いながら生きています。自分で地球を破滅させようとする人はいませんが、無意識に、のほほんと生活しているだけで地球の破滅に加担していることがたくさんあります。
それが現代の環境問題のややこしいところで、私たちは知り続けなければいけません。
疲れることもあるけれど、今がどんなに悪い状況でも落ち込まないで、今から少しでもマシにしたら効果があることです。諦めるよりは絶対マシになるはずです。

Little Glee Monster(アーティスト)

大切な地球を守るため、世界中の若者が一丸となって気候変動問題に取り組むこのムーブメントに共鳴しました。
一人一人の心掛けで、未来は変えられるということが、より多くの人に広まってほしいと思います。
ゴミの分別、サステナブルなものを選ぶなど、できることから行っていく事が大切です。
同じ若い世代として、私たちは、世界共通言語の音楽を通じて、世界中の心を1つにするパワーを与えたいです。
自分たちの声で未来をかえましょう!

亀田誠治(音楽プロデューサー/ベーシスト)

気候変動の問題は一人一人が意識を持って取り組まなければなりません。
なぜなら小さな積み重ねが、CO2 の排出量を抑え気温上昇を抑えることにつながっていくからです。
一人では到達できないような壮大な道のりかもしれませんが、みんなで力を合わせればきっと叶うと信じています。
そして、音楽にはさまざまな人を、なだらかにつないでいく力があります。
音楽を通じて気候変動に向き合う Climate Live Japan の取り組み、若者たちの尊い思いに心から賛同します。

小林武史(音楽家/ap bank 代表理事/株式会社 KURKKU 代表)

世界の10代20代の若者が地球温暖化に関して、警鐘を鳴らし今の大人たちにシフトチェンジを訴えかける行動をとっているのは、人類の歴史上初めてのことのように思う。デジタルプラットフォームの普及もあるだろうけど、何より生き物としての人間が、未来にバトンを受け継がなければならない若者が、持続していく未来に「危機」を感じているのだと思う。
「やるふりをしてやらない質(たち)の悪さ」と言うのもまだまだあるだろうけど、そういう人たちにも伝えて、響かせていくことも考えないとね。
本当に頑張って下さい。僕たち大人にも一緒に頑張る人がたくさんいるから。

丹下紘希(人間、ときどき映像作家)

気候変動の問題は、一つの問題だけではありません。私たちの「欲望」と繋がっていることが分かっています。もちろん政治とも繋がっているし、必死に働いてきた仕事や、私たちの助けにもなる化学や産業、便利な生活とも深く関係しています。
つまり、実は私たちはどう生きていくかが問われ続けています。
だからこそ厄介で、生き方を変えられない忙しい私たちそのものを 問題として捉えないとならないのです。これは気候変動問題でも、環境問題でもなく、「人間の生き方問題」なのです。
私たちが人間だけの価値判断ではなく、地球という生命と向き合って生きていくにはどうしたらいいか、一人一人の知恵と私たちが自分自身を変える力が必要です。
そして、私たちはこの地球を借りているだけなので、汚して返すわけにはいかない、そう誓い合いたいのです。スプーン一杯の土の中に何十億もの微生物が共に暮らしていることを想像しながら。

篠原祐太(地球少年)

この世に何一つ無駄な命はない。『Climate Live』を通じて、地球環境に興味を持つきっかけが社会に届きますように。そして、少しずつでもその輪が継続的に広まりますように。

他賛同者

  • 江守正多(気象学者)

    江守正多(気象学者)

  • 小野りりあん(環境活動家モデル)

    小野りりあん(環境活動家モデル)

  • 森枝幹(シェフ)

    森枝幹(シェフ)

  • 枝幹(シェフ)  和田彩花(アイドル)

    枝幹(シェフ) 和田彩花(アイドル)

海外賛同者/(五十音順)

  • アッシュ (ミュージシャン) / Photo by Younes

    アッシュ
    (ミュージシャン) / Photo by Younes

  • イデア・エンベルク (DJ/プロデューサー) / Photo by: DJ MAG staff

    イデア・エンベルク
    (DJ/プロデューサー) / Photo by: DJ MAG staff

  • イモ―ジェン (DJ/プロデューサー) / Photo by:公式 Facebookより

    イモ―ジェン
    (DJ/プロデューサー) / Photo by:公式 Facebookより

  • AY ヤング (プロデューサー/歌手) / Photo by: Jim Nimmo

    AY ヤング
    (プロデューサー/歌手) / Photo by: Jim Nimmo

  • L デヴィン (シンガーソングライター) / Photo by William Henny

    L デヴィン
    (シンガーソングライター) / Photo by William Henny

  • グラス・アニマルズ (音楽グループ) / Photo by Ben Bentley

    グラス・アニマルズ
    (音楽グループ) / Photo by Ben Bentley

  • グレタ・トゥーンベリ (環境活動家) / Photo by MICHEL CAMPANELLA

    グレタ・トゥーンベリ
    (環境活動家) / Photo by MICHEL CAMPANELLA

  • ザ・ウォンバッツ (ミュージシャン/バンド) / Photo by Tom Oxley

    ザ・ウォンバッツ
    (ミュージシャン/バンド) / Photo by Tom Oxley

  • サリーC (DJ/プロデューサー) / Photo:公式 Instagram より

    サリーC
    (DJ/プロデューサー) / Photo:公式 Instagram より

  • ジャック・ハリーズ (環境活動家/映像作家) / Photo by Benedict Brink

    ジャック・ハリーズ
    (環境活動家/映像作家) / Photo by Benedict Brink

  • スキューバ (DJ) / Photo by Pablo Gallardo

    スキューバ
    (DJ) / Photo by Pablo Gallardo

  • デクラン・マッケンナ (シンガーソングライター) / Photo by Jeff Hahn

    デクラン・マッケンナ
    (シンガーソングライター) / Photo by Jeff Hahn

  • トリ・チョイ (環境活動家) / Photo:公式 HPより

    トリ・チョイ
    (環境活動家) / Photo:公式 HPより

  • トーマス・ヒードン (シンガーソングライター) / Photo by TotalNtertainment

    トーマス・ヒードン
    (シンガーソングライター) / Photo by TotalNtertainment

  • ブロンディッシュ (DJ/プロデューサー) / Photo by LYDIA LAWS PR

    ブロンディッシュ
    (DJ/プロデューサー) / Photo by LYDIA LAWS PR

  • ミリー・ターナー (シンガーソングライター) / Photo:公式 HPより

    ミリー・ターナー
    (シンガーソングライター) / Photo:公式 HPより

  • ユーニス・オルミデ (スーパーモデル/ブロードキャスター/芸術家) / Photo by Alex Tod

    ユーニス・オルミデ
    (スーパーモデル/ブロードキャスター/芸術家) / Photo by Alex Tod

  • ルート 94 (アーティスト/プロデューサー) / Photo:公式 Facebookより

    ルート 94
    (アーティスト/プロデューサー) / Photo:公式 Facebookより

協力団体(五十音順)

<日本>

国際環境 NGO FoE Japan/認定 NPO 法人 環境エネルギー政策研究所/Climate Youth Japan/一般社団法人 グリーンピー ス・ジャパン/公益財団法人 自然エネルギー財団/国際環境 NGO 350.org Japan/ 350Tokyo/ピースボート/Fridays For Future (Kobe/ Kyoto/Chiba / Tokyo/Shizuoka/Miyazaki/)

<インターナショナル>

【NGO】(アルファベット順)
Bye Bye Plastic Foundation /Client Earth/Earth Rise/Ecolibrium/Extinction Rebellion (UK and Brazil)/Friends of the Earth (UK and Australia)/Green Music Australia/Greenpeace (UK, Brazil and New Zealand)/Music Declares Emergency/ My Eco Resolution/Oxfam International/REVERB/Stop Ecocide/The Climate Coalition/Vision 2025/ YOUNGO(youth constituency of the UNFCCC) /350 International

クラウドファンディングでの支援募集

「Climate Live Japan」開催にあたり、READYFOR 株式会社が運営する日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて、開催費用を募集する予定です。

(1)クラウドファンディングプロジェクト概要
・募集開始時期:2021 年以降に開始予定
・資金使途:「Climate Live Japan」開催費用など

(2)READYFOR 株式会社とは
READYFOR 株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。

2011年3月のサービス開始から1.5万件以上のプロジェクトを掲載し、70万人から約160億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020 年11月時点)。

【参考】気候変動とは

気候変動とは、人間活動から排出された、CO2、メタン等の温室効果ガスの増加によって地球が温められた結果発生した、世界の気候における変動のことです。

例えば、降水パターンの変化、干ばつ、熱波、そのほかの異常気象などがあげられます。世界の平均気温は長期的に上昇しており、今後も温室効果ガスの排出が増加すると、2100年頃までに世界平均気温が最高で4℃程度上がる(既に産業革命前より1.1℃上昇)と予測されています。

最も懸念されていることは、気温上昇により気候システムの変化がドミノ倒しの様に連鎖的に起き、人間がどう足掻いても止められず、取り返しのつかないことになることです。

WRITING

更新日時:2021/01/27

※免責事項

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