Yuksek
- DJ
- ELECTRO
Yuksek(本名Pierre-Alexandre Busson)はフレンチ・エレクトロ・シーンで活躍する音楽プロデューサー、リミキサー、そしてDJ。
パリ音楽院でピアノを学び、いくつかのインディー・バンドで活動した後にユクセックとしての音楽活動をスタート。
そのキャリアは10年以上にも及ぶ。
2009年にデビュー・アルバム『Away From The Sea』を発表し、シングルの”Tonight”や”Extraball”がメディアやオーディエンスの間で話題となった。
その後、二年にも及ぶワールドワイド・ツアーを経て、2012年にはセカンド・アルバム『Living on the Edge of Time』をリリース。
POPな響きを持ちつつもエレクトロのフロウを残した”Always on the run”や “On a train” 、”Off the wall”といった楽曲がヒットし、アルバム発表後のツアーでは、ドラムやベース、キーボードを加えた編成で演奏を行うなど、Yuksekの名はさらにシーンへと知れ渡った。
同時に、Yuksekは他アーティストのプロデューサーとしても活動を続け、2009年にはBirdy Nam
Namのセカンド・アルバム『Manual For Successful Rioting』を、2010年にはThe Bewitched Handsのデビュー・アルバム『Birds And Drums』を、
そして2012年にはJuvenilesのデビュー・アルバムのプロデュースを手掛けた。
他にも、JD Samson (Men, Le Tigre)やOhland、Brodinski、Benjamin Diamond、The Magicianといったアーティストにも楽曲を提供し、Kaiser Chiefs、Phoenix、Chromeo、De La Soul、そして GorillazやMobyといったトップ・アーティストらにも多くのリミックス楽曲を提供。
その数は100曲以上にも上る。
また、Yuksek自身、さまざまな音楽プロジェクトにも参加しており、Albとの
Yuksekはパーティー・オーガナイザーとしての顔も持ち、フランスはランスに位置する大聖堂での<Elektricity Festival>は2012年に10周年を迎え、世界中からオーディエンスが集まる人気フェスになっている。
20113年には自身のレーベル、Partyfinを設立。 Oh LandやJuvenilesらとのコラボ作に加え、 Peter & The MagicianのオリジナルEPやCrayon、Black Yaya (from Hermane Dune)らのリリースが並ぶ。
レーベルの中心となるのはYuksekのスタジオ。
Partyfineからリリースされる作品は全てYuksekの手によってプロデュース&リミックスが施される。
ランスにある彼のスタジオは、まるでミュージシャン専用のゲストハウスといった雰囲気だ。
「これまで、アンダーグラウンドのエレクトロ・シーンに向けてのヒット曲をしばらく作り続けてきた。
そろそろ、Yuksekらしい、自分勝手なサウンドを制作をしたっていい頃だろ?今度はタイムレスに聴かれるアルバムを
作りたいんだ。新しいサウンドばかりを追いかけるのではなく、いい曲を書いて、エレクトロとアコースティック・サウンドのちょうどいいバランスを探っていきたい」とはYuksek本人の弁。
インディー、エレクトロ、クラブ・サウンド、それぞれをクロスオーヴァ―するユニークなサウンドを創り出す彼らしい言葉だ。
現在、彼は2014年に発表される3rdアルバムの制作に取り掛かっている最中。
COUNTRY
FRANCE
LABEL
Partyfine | Kitsuné