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Tigerlily

Tigerlily(タイガーリリー)は、本名はDara Kristen Hayesといい、1992年3月27日生まれのオーストラリア出身のDJ / プロデューサーです。

Tigerlilyといえばこの鮮やかな水色のヘアカラーで有名ですが、彼女専属のヘアメイクチームがいて、マニックパニック(通称:マニパニ)で染めているとのこと。

両親に連れられ4歳の頃からミュージックスクールに通い始めた彼女は、ピアノの弾き方から歌の練習、作曲などをみっちり学びました。

その後も高校のときにトロンボーンを演奏したり、学校が終わってからも友人たちと組んだバンドの活動に熱心に取り組むなど幼い頃から音楽に親しんでいたTigerlilyは、18歳のときにDJをスタート。
Afrojackの“Take Over Control”やDavid Guettaの“When Love Takes Over”などの曲が好きだったそうですが、1番は15歳のときに聴いたdeadmau5の“Strobe”にインスピレーションを受けたのだとか。

8歳になってクラブに通い出したときからずっと「いつか自分もDJをしたい!」と思っており、幸運なことにターンテーブルを持っている友人がいたので、それを使わせてもらって自分の部屋で何か月も練習をしました。
昔はポップスターになるのが夢だったそうですが、deadmau5やDavid Guetta, Afrojackなどの影響でEDMの世界に惹きこまれたそうです。

シドニー大学で勉学に励みつつプロデュースやツアーもこなすという多忙な日々を送り、マーケティングと社会学を専攻していたしていたTigerlilyは、メディアとコミュニケーションにおいて、家族やファンのみんなのサポートのおかげで乗り越え学士まで取得しました。

彼女は2011年に開かれたオーストラリアで最も有名なDJスキルを競う大会「Your Shot」で準優勝し、オーストラリアのエレクトロニックミュージックコミュニティ「InTheMix」の人気DJ投票では2013年に12位に、2014年は5位にランクインしました。
ちなみにこの「InTheMix」の人気女性DJでは3年連続ナンバーワンを獲得しています。

能豊かなDJやプロデューサーが多いオーストラリアのシーンでこの高順位は本当に凄いことで、これをきっかけにもっと若い女の子たちがDJやプロデュースに興味を持ってくれたり、フィメールDJたちの励みになって欲しいと語っています。
2015年には Island Records Australiaと契約し、現在はオーストラリアの各都市だけでなくインターナショナルツアーも行いその活躍の場を世界に広げ色んなフェスやイベントにも出演しました。

さらにラスベガスの有名クラブ「Hakkasan」のレジデントを務めたこともあるほか、あのTiestoが自身の北アメリカツアーでメインのサポートアクトに彼女を直々に指名したことも有名です。

2016年にはデビューEPを発表しましたが、このEPのなかの数曲は自身でヴォーカルも務め、また新しいサウンドにも挑戦した新境地となっています。

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