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“ TAISHI ISHIDA ” Interview
Tuesday, 29 October 2013
“ TAISHI ISHIDA ” Interview
“ TAISHI ISHIDA ” Interview

JAPAN FOOTBAG CHAMPIONSHIPSのフリースタイル部門で優勝しており日本を代表するフットバガー。
フットバッグとは、直径5cmのボールを曲に合わせ自在に操るスポーツであり、美しさや技を競う、それがフットバッグ。
2006年、2010年、2012年の3度の世界大会出場の経歴や、多数のテレビ出演があるなど、メディアにも注目必至な“石田 太志”さんに今回インタビューをさせて頂きました。



■フットバッグというスポーツについて教えて頂けますか? (※フットバッグを知らない方、女性の方へ向けて)


1972年にアメリカで生まれたスポーツで、きっかけはお医者さんが膝を怪我した患者さんのリハビリ用に靴下に豆を詰めて簡単に蹴ってもらう為のリハビリからスタートしたスポーツなんですよ。
今は直径5センチ程のお手玉のような反発性のないボールを、2000種類程の技を組み合わせてフリースタイルとして、音楽に合わせながらそれぞれのスタイルを表現するといった芸術スポーツですね。
競技の種類ですが、人気のある種目でいいますと、フリースタイルフットバッグというものとフットバッグネットという競技がありますね。
フットバッグゴルフというものもあるんですよ。 まだまだ発展途上なスポーツで型にはまらない本当に面白いスポーツだと思います。



■フットバッグを始めたきっかけを教えて頂けますか?

小学校から高校までサッカーをやっていたのですが、大学でもサッカーを続けようと思っていました。
良く行くスポーツ用品を取り扱っているお店があるのですが、そのお店が1.2カ月事に アメリカなど海外のエクストリームスポーツなど、そういったカルチャーの映像を流しているんです。
そしてその時はフットバッグの映像が流れていましてそれを見たときに衝撃を受けました。 サッカーのリフティングの技術を超えるような技の数々だったのでやってみよう!と始めたのがきっかけですね。
サッカーと違って、反発力がなく、弾まないので、サッカーをやっていたから優位ということはないですね。
実際に僕の周りでバレーボールをやられていた方や、他のスポーツをされていた方も沢山いらっしゃいます。
僕は、初めてこのフッドバックを見た時に物凄い衝撃がありまして、サッカーをしていたのですがフッドバッグへ切り替えてのめり込んでしまいました。 そこからフットバッグを始めて練習を積み大会へ出場したりしていたのですが、大学を卒業した後のことに関しては、フットバッグのみで生計を立てていくことは…前例がないので無理だと思っていました。
それとは別にアパレルにも興味があったので、卒業後アパレル業界の方へ就職しまして、3年半程働かせて頂きました。
その間ダンスをされてらっしゃる方のように、深夜に練習をしながら大会に出場したりしていました。 アパレル業界では販売をしていたのですが、何がきっかけで上に行けるのかというのも見えないですし、給料、お金の部分でも爆発的に上がるという事もそうないですし、
その中で更にフットバッグへの想いが募ってきましてた。そして思い切ってプロとして好きなフットバッグをしていこうと決心しました。

■フットバッグの魅力とは何でしょうか?

一つは最初やってもらうとサッカーをされている方でもびっくりするくらい難しいんですよね。
始めて1~2日くらいは中々上手くいかなかったりするんですけど、 そこから段々と出来るようになってきて、初めての技だったり、足を回す技が出来たときですね。その衝撃と言いますか喜びの反動が大きいです。
そこまで出来るようになりましたら、もうフッドバッグの魅力に取りつかれてしまうかと思います。(笑)
そのような技が2000種類もあるわけですし…普通のスポーツと違うのが、パフォーマンスとしても他の方々に楽しんで頂けます。
狭いスペースでもでき、どういった場所でもマッチするという事、音楽もクラシックからヒップホップのようなものまでプレイヤーも幅広く使え、 、型に縛られるようなこともないので魅力は凄くあり、可能性が幅広いと思います!

■エンターテイナーとして、又パフォーマーとして、気をつけていることはありますか?


人前で披露することに対して、正直怖い部分もあるんですよね。 認知されていないので、恐らく通常の芸のモノよりも、一回でもミスをしてしますとクオリティーが下がってしまったりすると僕は思うのですよね。
その中で、余計にミスをしないようにする怖さやプレッシャーなどが凄く掛かるのですが、堂々と出来るように気持ちを強く保つ事を心がけています。
それと、プレイ中フットバッグは仕方がないのですが、常に下を向いているので区切りをつけて、ポーズを取ったり、お客様に手拍子を誘導したりだとか、そういった気遣いをしています。
後は、結構観客席からどう見えるか、ということには気をつけていますね。 一般的なパフォーマーの方に近いと思います。




■世界で唯一のプロフットバッグプレイヤーとして今後プロフットバッグプレイヤー“石田 太志”として、何かしかけようと考えていることはありますか?

フッドバッグ協会が発足して10年になるのですが、その人口は増えてはいない現状があります。 なので今後スポーツというジャンルに囚われずに、クラブイベントで行うパフォーマンスや、エクササイズのプログラムや、お子さんへの神経系のトレーニングのプログラムを構築していきたいと思ってますね。
始めにお話をしたように、元々はリハビリから始まったスポーツなので、お子様は勿論、大人の方や、ご高齢な方にもお勧めですね。
もとより、ファッション業界にいたということもありますのでアパレル含め、様々な企業やジャンルの方々とお仕事をしていきたく思ってます。

■フットバッグには、2000種類の技があるとのことですが、初心者の方にお勧めする技はありますか? また、技の繋ぐ難しさや、曲に合わせトリッキーに動くわけですが、初心者の方へお薦めする繋ぎの技はありますか?


トーストールという技を一番初めに覚えて頂きます。
単純作業なのですが初めての方ですと中々難しく、これだけでダイエット効果もあるほどハードです。
10回程続けて出来るようになりましたら、
スイッチという技と、アラウンドザワールドをやってみて頂ければと思いますね。
初めは絶対苦戦してしまうかと思います。先ほども言いましたが確実に出来た達成感はあるので、この3つの技が出来るまでは挑戦して頂ければと思います。


■2006年にカナダ、2008年にヨーロッパを周りながらフットバッグの技術を磨かれていたとのことですが、日本との何か違いを感じましたか?

カナダに行く2年ほど前に世界大会へ出場したことがあり、トッププレイヤー達にアドバイスを頂きたいと思ったのですが、言葉の壁があり何も喋れなかったんですよね。
非常にそれがショックでして海外へ行こうと決心をしましたね。大学3年生の時に休学をしまして、フットバッグの技術を上げたくてカナダのトロントにワーキングホリデーで行ってきたんですけど、
当時はまだフッドバッグのみで生計は立てられると思っていなかったので、単純に上手くなりたいという事と、将来的にアパレル業界で働きたいと思っていたので、
語学の向上とカナダのアパレル業界で働く事を目標に行ってきました。

レベルが高いプレイヤーが多く、大会の数がとても多いということから、場数をこなすことが出来ました。

違いは…1つは体の造りですかね。
バッグを持っているときは片足立ちとなりますので、体がぶれないだけの体幹の強さの違いは感じますね。
後は大会の数が多いので、場数をこなすことが出来たり、絶対的な競技人口も多いので、コミュニティーで話をして、情報交換をする事を出来る環境があるということは大きいですね。
歴史もあるので、研究も向こうの方が進んでいるということもありますね。
海外では、女性やお子さまもやられていらっしゃる方はいるようですが、海外でもフッドバガー人口を増やすことには手を焼いているとのことでしたね。



■実際に石田 太志さんがプレイされていらっしゃる動画を幾つか拝見させて頂いたのですが、やはり世界レベルとなりますと、動きがとてもトリッキーで激しいな、というよう な感じがしたのですが。やはり怪我や、体調管理など気に掛けていることはありますか?

怪我に関しては、元々はリハビリから発祥したスポーツなのに、今は逆に怪我をしてしまう程ハードです。(笑)
膝等に負担が掛からないように、地面が固いようなところではしないようにしたり協賛について頂いている接骨院に体に痛みがなくても定期的に通うようにはしていますね。
後、こちらも協賛をついて頂いている企業様からのサプリメントを摂取するなどはしていますね。
食事面でも太りやすい体質だと思うので、調整はしっかりしています。

■フットバッグは曲に合わせてパフォーマンスをされる訳ですが、ダンスに近いモノを感じました。女性や子供がしても面白そうですが、フットバッグをされる層としてどれ程の方が対象なのですか?


今6歳で来年小学生の子に教えているのですが、その辺りからでも可能ですね。
お母さんからお子さんに教えてほしいとの問い合わせが多かったりしますね。
上の年齢層となりますと、おじいちゃんやおばあちゃん辺りの方にも触って頂きたかったりしますね。
普段、足をお腹辺りまで上げ下げをする動作って中々ないと思うんですよ。
小さいお子様からお年寄りの方へ、パフォーマンスなどでの分野ではなくて、トレーニングだったり目的に応じて 利用して頂けるということもフッドバッグの魅力ではあるかと思います。


■では、最後にこれからフットバッグを始めようと思われている方々へ何かメッセージはありますか?

まだ日本国内でフッドバッグプレイヤーは数が少ないですし、流行っていないモノに対して、自分がその1人目になるというのは日本人の気質的には中々難しいかと正直思います。
ですが、各プレイヤー達はそういったところも通ってきて現在も切磋琢磨自分の技術を磨き続けているので、皆さんにも是非挑戦して頂きたいです。 先ほどお話をした一連の流れまでが出来るようになれば、とても楽しくなって皆さんもフッドバッグの魅力をお解り頂けることと思います!
もちろん一人だけではなく、みんなで輪になって蹴るのが最高に楽しいです。
フッドバッグのバッグ(ボール)に関しても、中々手に入らないとの理由で出来ないという方がいらっしゃるようですが、もし一度してみたい!と思われる方がいらっしゃいましたら、
僕自身がこちらのバッグの販売等も行っておりますので、僕のURLよりお買い求め頂ければと思います。

・FOOTBAG MANIA
http://taishiishida.com/

石田太志 

[HP]
http://taishiishida.com/

[Youtube]
http://www.youtube.com/watch?v=Wfnl7nqJtes

神奈川県 1984.04.05 161cm/59kg

2006年、2010年、2012年のJAPAN FOOTBAG CHAMPIONSHIPS フリースタイル部門で優勝しており日本を代表するフットバガー。

2004年、2007年、2010年、2012年には世界大会出場も経験している。

2006年にはカナダ、2008年にはヨーロッパを周遊し、フットバッグの技術を磨いてきた。

日本でのメディア出演やパフォーマンス活動も精力的に行い、またフットバッグを使用したサッカースキルアッププログラムや他スポーツでの股関節トレーニング、シェイプアップを目的としたフィットネスエクササイズも各地で行っている。



・活動事例
[2006.11]
TBS「知っとこ!」出演
[2007.03]
フリーマガジン「R25」に掲載
[2007.11]
フジテレビ「笑っていいとも!」の「チビメンパラダイス☆」コーナー出演
[2007.11]
NHK「こんにちはいっと6けん」出演
[2008.11]
テレビ神奈川「みんなが出るテレビ」出演
[2010.02]
bjリーグにてパフォーマンス
[2010.02]
渋谷スクランブル交差点前の巨大スクリーンQFRONTにてPV出演
[2010.10]
マガジンハウス「JANE」に掲載
[2011.01]
日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」出演
[2011.02]
テレビ東京「集団サプライズSHOW」出演
[2011.02]
TBS「おもろゲ動画SHOW」出演
[2011.12]
「ギネス世界記録のイケメン&美女100人」出演
[2012.10]
名古屋グランパス試合前イベント「グランパス体育祭2012」出演
[2013.05]
WOWOW「ザ・プライムショー」出演
[2013.06]
Red Bull Street Style Japan FINAL 2013出演


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